雨の日のアイリス
感想
”感動”や”泣ける”のラノベ作品と謳われているので、読んでみた。
読んでみた結果、本当に感動して泣いた。
読んでいる最中に涙が出た。特に「アイリス」の立場になってみると何度も震える場面があった。
ロボットに対する扱いについて考えさせられた。
ネタバレ
「アイリス」というのは、表紙絵に写っている美少女だ。美少女だが、人間ではない。人間そっくりのロボットである。可愛い。
「アイリス」は「博士」によって作られた。「アイリス」は「博士」が大好き!。しかし「博士」は不幸なことに突然、お亡くなりになりました。
「アイリス」は「ロボット」なので、その後の展開が残酷である。廃棄解体して工場ロボットとして改造され、今後工場で過酷な労働をされる運命だ。。
そうして、私は心の中でこう叫んだ。
「こんなのってねぇよ。死に切れねぇよ。(音無結弦)」
あんなに可愛い「アイリス」がこんな理不尽な扱いをされる、なんて無慈悲だ。
。。。
この後幸いに、仲間ができて、みんなで大脱走を経て、過酷な環境下から逃げれた。
しかし、さらに追い打ちがかかる。
体力(エネルギー)だ。
「アイリス」たちは脱走したので、脱獄犯となり、当然ポリスに追いかけられる。しかし、行く当てもないため、体力(エネルギー)がだんだん減っていく。
最後の最後の最後まで!、諦めなかった結果、「博士」の知り合いによって、代わりのボディで復活することができた。ハッピーエンド。
最後に
「ロボット」は人間の奴隷や道具、仲間なのでしょうか?。いや「ロボット」は元々、人間にとって都合の良い存在として生まれたのだろう。その方が、作業効率が良い。こう思うのはロボット工学3原則があるからだ。
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
出典:『われはロボット』アイザック・アシモフ著、小尾芙佐訳(1983年)
要するに人間はロボットコントロール(命令)できるが、ロボットは人間に逆らえない。
現代のロボットに対する扱いは人間の「道具」である。
AIが進んでいる中、ロボットに知能が宿った際には、ロボットは人間と同等な存在となりうるかもしれない。
そうする頃に人間がロボットに対する「扱い」を改める必要出てくるかもしれない。そうしなければ、本書のように知能を持ったロボットは暴走するため、人間と新たな存在「ロボット」と共存するしか生き残る道はないと私は思う。